自意識(仮)

平成生まれOLの深いようで浅い日常のいろいろ。

言いたいことも言えないこんな世の中だけど日曜の夜なんでちょっと言わせて下さい

友人や親戚にこの歳になると「彼氏は?」「結婚は?」「いい人いないの?」なーんていうことを挨拶がわりに、それはもう呼吸をするように聞かれる。

私は「いつか結婚できたらいいな」とは思うけど、それは「いつか人類が月に住めたらいいな」と同等。

だから私は月に住むことより都内のマンションを買って、部屋に赤いソファを置いて豆柴と暮らすことを目標に生きている。

もう何かに期待して破れるのが怖いし、人に振り回されるのもしんどいし、こんなやっかいな私と性格が一致する人を探すのがめんどくさい。だから私は若くして結婚した人を「手頃なとこで手を打ったな」とか学生の頃から長く付き合ってる人なんかを「惰性で一緒にいるんだな」と思うようにしている。そう思い込むことでしか今の自分を正当化できないからね。

さて、上記の「彼氏は?」のような質問をされたときに私は

・出会いがない
・時間がない
・興味がない

と答えます。これは決して嘘ではないし、上手くいくかどうかもわからない結婚生活の相手を必死こいて探すことが、今の生活スタイルを守ることより価値あるものとは思えないし。

少し前に読んだタラレバ7巻の巻末に、『結婚VS独身 めんどくさいこと対決』みたいなのがあって、あまりにも心震えたので触れます。

《結婚のめんどくさいこと》
・旦那の世話(相手による)
・旦那の親との付き合い(相手による)
・旦那の親戚との付き合い(相手による)
・結婚式のいろいろ(やらなくてもいい)

《独身のめんどくさいこと》
・いつまでも働き続けなければならない
・いつまでも女子会に誘われる
・「結婚しないの?」とおっさんに聞かれ続ける
・女友達の結婚式に呼ばれ続け、ご祝儀を払い続ける
・ずっと独身として身なりを整えなければならない
・ずっと親にプレッシャーをかけ続けられる
・ずっとひとり暮らしで家事とかやらなければならない

完敗である。
それもノーヒットノーラン5回コールド負けレベルの。
「めんどくさい」という唯一の武器でも歯が立たなかったね。残念!

ゼクシィのコピーで「結婚しなくても幸せになれる時代に〜」と大いに気を遣っていただいておりますが、結婚しなくても幸せになれる人なんて好きな仕事につけて趣味を楽しむだけの時間と収入があって老後の蓄えも心配なくて容姿端麗な人だけだからね。残念!!

以上、極端かつ悲観的で否定的そして卑屈な気分にもなっちゃう日曜の夜の独女のひとりごとでした。

バーイ。